Construction Drawing / Rev.8

杉一枚板バーカウンター 施工図

天板=杉一枚板 L2490×W500×t50(耳付き・実測確定)/腰壁=2×4造作+構造用合板+ジョリパット深緑コテ仕上げ/化粧柱3本・袖壁3枚+一体ベース(島型・床固定なしの置き式)

物件名
空き家再生 1F 店舗
図面名
バーカウンター新設
縮尺
NTS(寸法優先)
改訂
Rev.8 / 2026-08-25
天板高
FL+950
腰壁天端
FL+900
腰壁厚
113(仕上げ約118)
図面枚数
11 枚+完成イメージ
床固定
なし(置き式)
スタッド長
800
一体ベース
490 × 2390 × t24
ウェイト
平板 12kg × 6 枚

Rev.8(2026-08-25)改訂 ― 反り止めの「仕様B(L400 + 天プレート切り欠き)」を併記(ユーザー要望による): ① 反り止めを 仕様A(標準)= L180 × 3・店側の張り出しのみ・加工なし仕様B(加工あり)= L400 × 3・板の全幅・天プレートに切り欠き2 本立てにした。標準は仕様A のままで、仕様B は選択制。 ② 仕様B の詳細を DWG-05b「反り止め 仕様B(L400)詳細図」として新設。断面(切り欠きにアングルが落ち込む納まり)と、 腰壁を上から見た切り欠き位置+干渉検算を載せた。 ③ 切り欠きは 幅 45(アングル 40 + クリア 5)× 深さ 42 の貫通切り欠きを 3 箇所。 縦羽根 40 > 天プレート高 38 なので、プレートを貫通させたうえで両面の構造用合板も天端から 42 まで欠く。 ④ 位置は腰壁の左端から center 250 / 1295 / 2140(=天板左端から 300 / 1345 / 2190 = アングル芯)。 スタッド @455 とも、天板固定ビス 10 本(腰壁基準 100 / 650 / 1195 / 1740 / 2290)とも、受け材(芯 195 / 1195 / 2195)とも干渉しないことを検算済み(最小クリア 13.5)。 ⑤ 加工は丸ノコで両側から切り込み → ノミではつる(ジグソーでも可)。枠組みの段階=天板を載せる前に済ませる。 ⑥ 更新したのは DWG-04 / 05・新設 DWG-05b・部材表。寸法・高さ・他の納まりはすべて Rev.7 のまま。

Rev.7(2026-08-25)改訂 ― 天板 ↔ 袖壁の L 金具の仕様を明確化:DWG-08b に B 図「天板との接合金具」を追加。カウンターの長手方向から見た側面で、L 字隅金具 40 × 40 × t2 の付き方を描いた。 金具は袖壁の木口(上端の断面)ではなく側面に留める。合板の木口はビスが効かないため、ここを間違えると効かない。 ② 品物は補強金物コーナーの小物でよい(1 個 100〜200 円 × 3 個・ユニクロ or ステンレス)。構造用(シンプソン等)の大型金物は不要 ― 天板を留めているのは腰壁へのビス 10 本(DWG-09)で、この金具は袖壁の頭の振れ止めという脇役だから。 ③ 天板側だけ長穴にする。市販の丸穴を Φ4.5 のドリルで横に 2 つ並べて開け、丸ヤスリで繋いで長円にする(1 個 2 分)。 既製品で済ませるなら家具用の駒止め金具(テーブル駒・Z 金具)が最初から伸縮を逃がす設計になっている。 ④ 天板側はワッシャーが滑れる程度に軽く止める(締め切ると長穴の意味がなくなる)。 ⑤ 更新したのは DWG-08 / 08b / 09 と部材表。部材表の「L 金物」を床・ベース用 9 個天板 ↔ 袖壁用 3 個の 2 行に分けた(合計 12 個・約 2,000 円は変わらない)。寸法・高さはすべて Rev.6 のまま。

Rev.6(2026-08-25)改訂 ― 反り止めアングルの天プレート干渉を解消(ユーザー指摘による修正):反り止めLアングルを L400 → L180 に短縮し、店側の張り出し部だけに付ける(奥行 270〜450/腰壁の店側面から 2 逃げ、板の店側端から 50 内側)。 Rev.5 の L400(奥行 50〜450)は、腰壁の天プレート(2×4 平使い・幅 113 = 奥行 150〜268)を跨いでしまい、天板が天プレートに直接載らなくなる設計ミスだった。 ② 腰壁の真上(幅 113)はアングルで跨ぐ必要がない。天プレートの上に板が面で載り、さらに下からのビス 2 列 × 5 箇所(DWG-09)で締め付けられるので、この範囲は天プレート自体が反り止めを兼ねる。 アングルが受け持つのは張り出し部の反りだけでよい。 ③ 客側はオプション。客側方向へのカップ反りが 5mm を超えるときだけ、同じ 3 箇所(center 300 / 1345 / 2190)に L60(奥行 45〜105)を追加する。 LED アルミチャンネルが奥行 110〜131 にあるため、客側にこれより長いアングルは入らない。 ④ 更新したのは DWG-01 / 03 / 05 / 09 と部材表・注意点。寸法・高さ・腰壁まわりの数字は Rev.5 のまま変更なし。

Rev.5(2026-08-23)改訂 ― 天板固定の詳細化と反り対応:DWG-09「天板固定 詳細図」を新設。固定点 10 本(2列 × 5箇所・両端から 150 内側で約 550 ピッチ)+袖壁天端 L 金物 3 箇所の配置、 天プレート部の拡大断面(店側列=Φ4 の下穴 + スリムスレッド 65/客側列=長穴 Φ12 × L20 + ワッシャー付きコーススレッド 65)、 取付手順 ①〜⑦ をまとめた。ビスはすべて下から上に打つので、天板の上面にビス頭は 1 本も出ない。 ② 反り矯正フローを追加(現物に反りが出ているため)。〜5mm=クランプで引きながら固定/5〜12mm=濡れタオルで戻してからアングルを 3 → 4 本に増設/ 12mm 超・ねじれ=削って平面出し。t50 → 45 まで削っても設計は成立する(天板高が 950 → 945 になるだけで、スタッド・化粧柱・袖壁の変更は不要)。 ③ オスモは裏面・木口にも塗ることを工程化(Day3)。片面塗りは湿気の出入りが偏って反りを呼ぶ。 ④ DWG-08 が1ページに収まらなくなったので、C図(袖壁 ↔ 腰壁の受け材 水平断面)を DWG-08b として独立シートに分離した。図の内容は Rev.4 から変更なし。

Rev.4(2026-08-23)改訂 ― 置き式(床固定なし):床固定を全廃。地板 D230 を 一体ベース D490 × L2390 × t24(構造用合板 t12 の二枚重ね)に拡大し、 腰壁・袖壁・受け材をすべてその上に載せてビスで緊結する「置き家具」構造に変更した。 ② ベース裏に樹脂系の家具スライダー、両端区画の最下段に着脱式ウェイト(コンクリート平板 300 × 300 × 60 × 6枚 = 約 72kg)。 平板を下ろせば2人でずらして動かせる。 ③ ベース t24 が入るぶん スタッド 824 → 800化粧柱 L900 → L876天板高 FL+950 は不変。 ④ 固定式に戻したくなったら、ベースの店側の縁ぎわにアンカーを打てば Rev.3 相当に戻る(構造は互換)。

Rev.3(2026-08-23)改訂:地板を追加(転倒補強)=袖壁3枚の下に共通ベース板 t24(D230 × L2390)を敷き、店側の縁ぎわでアンカー留め。 ② 袖壁の受け材納まりを明記=腰壁への直ビスをやめ、受け材 30 × 40 を介す方式に訂正。 ③ トップコートをオスモ トップオイル #3058 に変更(2液ウレタンから差し替え)。 ④ 印刷ページ割りを最適化(A4縦・1シート1ページ)。寸法は Rev.2 のまま変更なし。

Rev.2(2026-08-22)実測確定版: 板実測 2490 × 500 × t50 反映。 腰壁天端 FL+900、スタッド長 824(Rev.4 で 800 に変更)、腰壁長 2390、店側の出 232 で全図面を確定。

確定の考え方: 天板高 FL+950 と客側の出 150(LED演出のため)が固定値。 そこから 腰壁天端 = 950 − 50 = 900スタッド長 = 900 − 24(ベース)− 38 × 2 = 800店側の出 = 500 − 150 − 118 = 232ベース奥行 = 140 + 118 + 232 = 490 がすべて決まる。

DWG-00

完成イメージ

パース(AI生成)
完成イメージパース
完成イメージ(AI生成パース)。既存キッチン(パイン集成材・ステンレス天板)の手前に設置。深緑左官の腰壁+焦げ茶の化粧柱+天板下LED間接照明。※あくまでイメージで、寸法・化粧柱の本数など正式な仕様は本図面(DWG-01〜08)が優先
DWG-01

断面図(矩計)

単位:mm / 客側=左 店側=右
FL ±0 一体ベース t24(床固定なし) 50 900 950 500(実測確定・最大部) 150 232 113 腰壁厚(+ジョリパット5 = 仕上げ約118) 杉一枚板 t50(耳付き) 天プレート 2×4(38h・横使い) 構造用合板 t12(両面) 2×4 スタッド 89 @455(L800) 底プレート 2×4(38h) 底プレート → ベース:コーススレッド 65 @300 反り止めLアングル 40×40×t5 L180 ×3本(店側のみ) オプション L60(客側) 反り 5mm 超のときだけ LEDアルミチャンネル(下向き) 腰壁面から 20 手前 ジョリパット t5(左官=コテ仕上げ) 幅木 H100(モルタル色) 光が腰壁面を洗う DWG-01 断面図 客側 ←  → 店側 490(ベース) ※ Rev.4:床固定を全廃。腰壁・袖壁は一体ベース t24(合板 t12 二枚重ね・D490 × L2390)の上に載せてビスで緊結する。   ベース裏に樹脂系の家具スライダー、両端区画の最下段にコンクリート平板のウェイト(DWG-08 参照)。スタッド長は 800。
腰壁の芯は 2×4(89mm)。両面に構造用合板 t12 を張って 113mm、客側だけジョリパット 5mm を乗せて仕上げ約 118mm。天板 t50 は天プレートに直接載せ、客側 150mm・店側 232mm を持ち出す。
Rev.6:反り止めLアングルは L180(奥行 270〜450)に短縮し、腰壁の真上(奥行 150〜268)は跨がない。ここは天プレートに板が面で載り、下からのビス 2 列が締め付けているので反り止めを兼ねている。破線はオプションの客側 L60(奥行 45〜105)で、客側にカップ反りが出たときだけ足す。
Rev.4:床アンカーを全廃し、腰壁も袖壁も D490 × L2390 × t24 の一体ベースの上に載せて緊結する「置き家具」に変更した。ベースが 24mm 入るぶん、スタッド長は 824 → 800。天板高 FL+950 は変わらない。
高さ方向の確定値 天板高 FL+950(固定)− 板厚 50(実測確定)= 腰壁天端 FL+900。 Rev.4 は一体ベース t24 が下に入るので、スタッド長は 900 − 24(ベース)− 38(天プレート)− 38(底プレート)= 800。 天板高 950 と腰壁天端 900 は変わらない。もう変数はない。この数字で刻んでよい。
奥行方向の確定値 板奥行 500(実測確定)− 客側の出 150(LED演出のため固定)− 腰壁仕上 118店側の出 232。 ただし板は幅が一定でない(DWG-03 参照)。腰壁の墨は店側(キッチン側)の縁を直線基準にして出すこと。
DWG-02

正面図(客側姿図)

単位:mm
FL ジョリパット 深緑・コテムラ仕上げ 幅木 H100 化粧柱 2×4(38×89)縦使い ×3本 見付け 89 / 柱長 L876 / 詳細 DWG-07 杉一枚板 2490 × 500 × t50(耳付き・下端は耳のライン) 2490 2390(腰壁) 50 50 950 900 LED 2700K 電球色(天板下端・下向き)/テープ 2.5m ※ Rev.4:足元のオレンジの帯=一体ベース t24 の見え掛かり 24。化粧柱と同色の焦げ茶で塗って見切りにする。 1000 1000 195 195 柱 center = 腰壁左端から 195 / 1195 / 2195(=@1000) DWG-02 正面図
天板は腰壁の両端から各 50mm 持ち出す(2490 − 50 × 2 = 2390)。LED は天板の下端いっぱいではなく、腰壁面から 20mm 手前に置いて壁を舐めるように当てる。
Rev.2:板が 2490 に縮んだぶん、化粧柱は @1000 で3本に整理。195 + 1000 × 2 + 195 = 2390 で左右対称に納まる。
Rev.4:足元に一体ベースの見え掛かり 24mm が出る(化粧柱と同じ焦げ茶で塗って見切りにする)。化粧柱は L900 → L876
DWG-03

平面図

単位:mm / 上=店側 下=客側
一体ベース 490 × 2390 腰壁 113 × 2390(隠れ線) 反り止めLアングル L180 ×3本(店側の出だけ・奥行 270〜450) 2490 500 ※ 500 は最大部 中央付近は約 454 232 150 くびれ部(最小)客側の出 約100 300 1045 845 300 1345(中央アングル center・天板左端から) 客側 長辺=耳(幅が振れる。削り出しはフリーハンド) DWG-03 平面図 ↑ 店側 / ↓ 客側 一体ベース(Rev.4)… 490 × 2390 × t24 客側は天板外形より 10 内側/店側は天板端に揃える 袖壁 3枚(店側)… 左端 / center 1195 / 右端 各 D230 × H876 × t24 → DWG-08 化粧柱 3本(客側)… 2×4 縦使い 38×89 center 195 / 1195 / 2195 @1000 左官面から 33 突出 → DWG-07 ※ 中央アングル center 1345 は、中央袖壁(天板左端から 1245)から 100 離して干渉を避けた確定位置。 ※ 腰壁の墨は「店側の直線縁」を基準に出す。客側の出は場所により 100〜150 で変動する(最小でも 100 を確保)。 ※ Rev.6:アングルは L180(奥行 270〜450)。腰壁の真上は跨がない。破線=オプションの客側 L60(奥行 45〜105)。
反り止めは天板左端から 300 / 1345 / 2190 の3本。
Rev.6:アングルは L180 に短縮し、腰壁(隠れ線)の店側から板の店側端の 50 手前まで=奥行 270〜450 に収めた。腰壁の真上を跨ぐと天プレートに当たって天板が載らない。破線は客側のオプション L60(奥行 45〜105)。
Rev.2:板は幅が一定でない。店側(キッチン側)の縁を直線の基準にして腰壁と平行に据え、客側の出を場所によって変動させる。W500 は最大部の値で、くびれ部は約 454。据付墨は必ず現物合わせで確認する。
Rev.4:網掛けが一体ベース 490 × 2390。店側は天板の店側縁に揃え、客側は天板の外形より 10mm 内側に引っ込めて、天板の下に隠す。
DWG-04

腰壁 枠組図(合板を張る前の軸組)

単位:mm
FL 天プレート 2×4(38h・2本継ぎ)2390 2×4 スタッド 7本 / 長さ 800 受け材 2×4 縦 ×3本(化粧柱の裏・端材可) 底プレート 2×4(38h)2390 底プレート → ベース:コーススレッド 65 @300 2390 455 455 455 455 455 77 800 800 = 900 − 24(ベース)− 38 × 2 Rev.4:一体ベース t24(合板 t12 二枚重ね・D490 × L2390)の上に枠組みを載せる。床アンカーは打たない。 ◉ = 底プレート → ベースのコーススレッド 65 @300。ベース裏には樹脂系の家具スライダー(DWG-08 参照)。 切り欠き 幅45 × 深さ42 ×3(center 250 / 1295 / 2140) ※ Rev.8 ─ 破線の欠き込みは仕様B(反り止め L400 × 3・板の全幅)を選ぶときだけ加工する。仕様A(標準・L180)なら加工は不要。   切り欠きの寸法・加工方法・干渉検算は DWG-05b。加工するのは枠組みの段階(天板を載せる前)。 DWG-04 腰壁枠組図
スタッドは左端から芯 19、以降 @455 で6本、右端に1本立てて計7本。最後の1スパンだけ 77 の詰めになる。合板の継ぎ目はスタッド芯 929 / 1839 に落とす。
Rev.4:枠組みは床ではなく一体ベース t24 の上に組む。底プレートからコーススレッド 65 を @300 でベースへ打ち、床アンカーは使わない。ベースが 24mm 入るぶんスタッドは 824 → 800
Rev.2 確定:スタッド割り @455 は変更しない。化粧柱の下地は、柱 center 195 / 1195 / 2195 の裏に受け材(2×4 縦・端材可)を3本追加して取る。
Rev.8:天プレートの破線の欠き込み 3 箇所は、反り止めを仕様B(L400・板の全幅)にするときだけ入れる加工。幅 45 × 深さ 42、腰壁左端から center 250 / 1295 / 2140。標準の仕様A(L180)なら加工は要らない。詳細は DWG-05b
DWG-05

反り止め&天板固定 詳細図

A=仕様A(標準・L180) / B=天板固定
A. 反り止めLアングル ─ 仕様A(標準)= L180 × 3・店側の張り出しのみ 180 180 = 450 − 270(店側端から 50 内側/腰壁面から 2 逃げ) オプション:客側 L60 ×3本 反り 5mm 超のときだけ追加 長穴 20(幅方向スライド用の長円)× 3 L アングル 40 × 40 × t5 / L180 × 3本 ステンレスコーススレッド 30mm 30 < 50 = t50 の天板を貫通しない ※ Rev.1 の 35mm から短縮。板厚が 60→50 に  なったので、35 では余裕が足りない。 断面 40×40×t5 B. 天板固定 詳細(天プレート部・模式図) 杉一枚板 t50 天プレート 2×4(38h) 客側の列=長穴(Φ12 のバカ穴を横に伸ばす) 店側の列=通常穴(ここが基準・動かさない) 下からコーススレッド 65mm(天プレート38 を抜けて板に約27 効く) 27 < 50 なので t50 でも貫通しない。65 のまま使える。 伸縮はこちら(客側)へ逃がす 木は幅方向(木口と直交する向き)に動く。2.49m の杉板でも季節で 4〜7mm は伸び縮みする。 長穴が無いと、板が縮んだときにビスが突っ張って割れる。固定は店側基準の1列だけ。 板厚 50 は 60 より反りやすい。反り止め 3本は省略不可(2本に減らさないこと)。 ※ 縮尺なし。納まりの関係のみを示す。 / 固定点の配置・下穴とビスの指定・取付手順・反りへの対応は DWG-09 参照。 ※ Rev.6 ─ アングルを L400 → L180 に短縮した理由   L400 は腰壁の天プレート(幅 113 = 奥行 150〜268)を跨いでしまい、天板が天プレートに直接載らない(Rev.5 の設計ミス)。   腰壁の真上は「天プレート + 下からのビス 2 列(DWG-09)」が反り止めを兼ねるので、アングルで跨ぐ必要がない。   アングルは店側の張り出し(奥行 270〜450)の反りだけを受け持つ。客側は L60(奥行 45〜105)をオプションで。 ◆ Rev.8 ─ もう一つの選択肢=仕様B(加工あり)= L400 × 3 本・板の全幅   L400(奥行 50〜450)を腰壁に跨がせるため、天プレートへ 幅45 × 深さ42 の貫通切り欠きを 3 箇所入れる。   反りが大きい板・ねじれ気味の板は仕様B が有利。加工方法と干渉検算は DWG-05b。標準は仕様A のままで、どちらか一方を選ぶ。
アングル・天板固定とも「片側は固定、反対側は長穴」が原則。ビス長は 30mm(アングル側・Rev.2 で 35 から短縮)と 65mm(下から天プレート経由)で使い分ける。
Rev.6:アングルを L400 → L180 に短縮し、店側の張り出し(奥行 270〜450)だけに付ける。L400 では腰壁の天プレート(幅 113)を跨いで天板が載らなくなるため。腰壁の真上は天プレート + 下からのビス 2 列が反り止めを兼ねるので、跨ぐ必要がない。長穴は L180 あたり 3 箇所。客側はカップ反り 5mm 超のときだけ L60(奥行 45〜105・LED チャンネル手前)を足す。
Rev.5:固定点の配置(10 本の位置)・下穴とビスの指定(店側=スリムスレッド 65/客側=長穴 + ワッシャー)・取付手順 ①〜⑦・反り矯正フローは DWG-09 にまとめた。
Rev.8:反り止めは2 本立てになった。このシートは仕様A(標準)= L180 × 3・加工なし仕様B(加工あり)= L400 × 3・板の全幅 + 天プレート切り欠きを選ぶ場合は DWG-05b を見る。どちらか一方を選ぶ(両方は付けない)。
DWG-05b

反り止め 仕様B(L400・全幅)詳細図

A=切り欠きの断面 / B=位置と干渉検算
A. 切り欠きの断面(腰壁を長手方向に見た側面・切り欠きの位置で切る) 杉一枚板 t50 L400 40 42 切り欠き部は天プレートが無い 破線=欠き取る前の天プレート 縦の帯=構造用合板 t12 113 ← 客側 店側 → ◆ 切り欠きの寸法 幅 45(アングル 40 + クリア 5) 深さ 42(天プレート 38 を貫通 + 4) 縦羽根 40 > プレート高 38 なので、 両面の構造用合板も天端から 42 まで欠く ◆ アングルは板の全幅を押さえる L400 = 奥行 50〜450 (腰壁 150〜268 を跨ぐ) クリア 5 は据え付け時の逃げ ※ 高さ方向だけ強調した模式図(縮尺なし) B. 切り欠きの位置(腰壁を上から見た図・上=客側)と干渉の検算 250 1045 845 250 腰壁の左端が基準。天板は左右に 50 ずつ出るので、天板基準では 300 / 1345 / 2190(=反り止めの芯)。 切り欠き 幅45 × 深さ42 × 3 箇所(center 250 / 1295 / 2140) 2×4 スタッド 7 本(芯 19 / 474 / 929 / 1384 / 1839 / 2294 / 2371) 受け材 3 本(芯 195 / 1195 / 2195・化粧柱の裏) 天板固定ビス 10 本=2 列 × 5 箇所(腰壁基準 100 / 650 / 1195 / 1740 / 2290) ◆ いずれとも当たらない。最小クリアは受け材に対する 13.5(切り欠き 227.5〜272.5/受け材 176〜214)。   スタッドとは 47.5(1317.5/1365)、天板固定ビスとは 77.5(1195/1272.5)が最小クリア。
反り止めを仕様Bにするときだけのシート。L400 × 3 本を板の全幅(奥行 50〜450)に通し、腰壁を跨がせる。跨がせるために天プレートを幅 45 × 深さ 42で欠き取る。縦羽根 40 > 天プレート高 38 なので、プレートを貫通させたうえで両面の構造用合板も天端から 42 まで欠くのがポイント(アングルの下に 2mm の余裕が残る)。
標準は仕様A(L180・加工なし)。どちらか一方を選ぶ。
切り欠きの加工と、取り付けの順番
加工 丸ノコで両側から切り込みを入れ、残りをノミではつる(ジグソーが入るならジグソーでもよい)。深さ 42 は丸ノコの刃出しで管理する。 加工するのは枠組みの段階。合板を張る前でも後でもよいが、必ず天板を載せる前に済ませる。あとから欠くのは、板を一度どけないとできない。
取り付けの順番 アングルは板の裏に先に付ける(DWG-09 の手順 ②)。その板を持ち上げて載せると、アングルがそのまま切り欠きに落ち込む。 幅のクリア 5mm は、この据え付けのときに引っかからないための逃げ。
どちらを選ぶか 反りが大きい板・ねじれ気味の板は仕様B が有利。板の全幅を 3 箇所で拘束できるので、腰壁の外に出た部分だけでなく客側の出も一緒に押さえられる。 天プレートは 3 箇所で分断されるが、天板固定ビス 10 本と両面の構造用合板が壁の天端をつないでいるので構造上の問題はない(欠くのは 2390 のうち合計 135)。 手間を掛けたくなければ仕様A で十分(L180 で足りる理屈は Rev.6 の注記どおり ─ 腰壁の真上は天プレートと下からのビス 2 列が反り止めを兼ねる)。
DWG-06

LED間接照明 配線図

系統図(結線は模式)
LEDテープ 2.5m 2700K 電球色 アルミチャンネル 天板裏・下向き 腰壁内を通線 店側 点検口から 24V 電源アダプタ + 調光器 AC100V コンセント 点検口 合板をビス留め 店側の合板1面は接着せずビス留めのみ。 電源・調光器はこの中に納める。 ※ LEDは24V。テープの向きは「下向き(床向き)」に固定し、腰壁面から20mm手前に置いて壁を洗う。 ※ 有効長は腰壁 2390 + 端の余裕。2.5m(2500)で足りる。調光器は店側の手の届く高さに。 ※ Rev.4:カウンターは置き式。レイアウト変更やイベントで動かすときは、必ず AC100V のコンセントを抜いてから動かす。 DWG-06 LED配線系統
電源まわりは全部、腰壁の中の点検口に収める。あとから調光器が壊れても、合板を4本外すだけで手が入る。
Rev.2:腰壁が 2390 に縮んだので、LEDテープは 3m → 2.5m
DWG-07

化粧柱 詳細図

A=水平断面 B=立面ミニ図
A. 化粧柱 取付詳細(水平断面・上から見る) ※ 拡大詳細(1/2 相当) ↑ 客側 ↓ 店側 33 113 38 89(柱 見付け) 38 柱 center = 受け材 center に揃える 化粧柱 2×4(38 × 89)縦使い・先付け・L876 ジョリパット t5(柱に突き付け) 構造用合板 t12(客側) 受け材 2×4 89(Rev.2 確定・柱の裏に追加) 構造用合板 t12(店側) コーススレッド 90 × 3本(上・中・下) 柱38 + 合板12 を貫通し、裏の受け材に約40 効かせる B. 化粧柱 配置(客側 立面ミニ図) ※ 高さ方向は模式。長さ方向のみ寸法どおり。 FL 天板下端 FL+900 1000 1000 195 195 195 + 1000 × 2 + 195 = 2390 / 柱 center は腰壁左端から 195 / 1195 / 2195 柱長 L876 Rev.4:柱は一体ベース t24 の上に載るので L900 → L876。ベースの見え掛かり 24 も柱と同色の焦げ茶で塗る。
柱は 2×4 を縦使い(見付け 89・厚 38・長さ 876)にして、合板の上に先付けする。ジョリパットは柱の側面に突き付けて塗るので、柱の表面は左官面から 33mm 手前に出る。
柱の下地は「受け材」方式で確定(Rev.2) DWG-04 のスタッド割り(左端から芯 19、以降 @455)は変更しない。 柱 center 195 / 1195 / 2195 の3箇所は、いずれもスタッドの間に落ちる。そこで柱の裏にだけ受け材(2×4 縦・端材可)を3本追加する。 スタッドを振り直すより、端材が3本増えるだけのこちらのほうが速くて確実。
ビスは柱38 + 合板12 を貫通してこの受け材に約40 効かせる。コーススレッド 90mm を上・中・下の3本/本。
施工順序 柱は塗装(オイルステイン ダークウォルナット 2回 + 天板と共用のオスモ トップオイル 1回)を済ませてから取付。 取付後に柱際をマスキングしてジョリパットを塗る。順番を逆にすると柱の木口に左官が回り込んで拭き取れない。
意匠の狙い 天板裏の LED の光を柱が分割し、柱の左右に縦の陰影が出る。参考写真と同じ効果。 深緑の左官面に焦げ茶の縦線が @1000 で入ることで、2.39m の壁面が3分割されてリズムが出る。
DWG-08

袖壁・店側収納 詳細図

A=平面 B=側面(C=水平断面は DWG-08b へ分離)
一体ベース+ウェイトで「置き式」の安定を作る(Rev.4 の狙い) 床に留めないぶん、転倒に効くのは足の広さ重さの2つだけになる。 ベースを D230 → D490 に広げると、転倒の支点(客側の縁)から重心までの腕が長くなり、客側へ倒れる向きには天板の出 150 より 140 前に足が出ているので、寄りかかっても支点が体側に来ない。 そこへ着脱ウェイト 12kg × 6枚 = 約72kg を最下段(FL+0〜300)に入れて、重心を床すれすれまで落とす。本体 約90kg + ウェイト 約72kg = 約160kg。 袖壁3枚と腰壁がベースで箱状につながるのでグラつき感も消え、ついでに収納の床にもなる。
固定式の場合(Rev.3 の数字・参考) 地板の店側の縁ぎわにアンカーを打てば、てこの腕は 約 200 → 約 340mm、アンカー1本の負担は 約 120kg → 約 70kg(安全率 3倍 → 5倍以上)。 構造は互換なので、置き式で不安が出たらこの3本を打つだけで Rev.3 相当に戻せる
DWG-08b

袖壁まわり 納まり詳細図

A=受け材(水平断面) / B=天板との接合金具
受け材の当て先 コーススレッド 65 は必ず腰壁の縦材を狙う。左端=端部スタッド 芯19右端=端部スタッド 芯2371 はそのまま効くが、 中央だけは枠組みの段階で 2×4 を1本足して受け幅を広げる(NOTE-01 参照)。天板裏の L金物だけは長穴にして、天板の伸縮(2.49m で年間 4〜7mm)を逃がす。
Rev.7 ― 天板 ↔ 袖壁の L 金具は、何を買って、どう留めるか
品物 L字隅金具 40 × 40mm 前後・厚 2mm(ユニクロ or ステンレス)。ホームセンターの補強金物コーナーにある小物で、1 個 100〜200 円 × 3 個。 構造用(シンプソン等)の大型金物は要らない。天板を押さえているのは腰壁へのビス 10 本(DWG-09)で、この金具は袖壁の頭の振れ止めという脇役だから。
長穴は自作する 市販の L 金具は丸穴なので、天板側に使う穴だけ Φ4.5 のドリルで横に 2 つ並べて開け、丸ヤスリで繋いで長円にする。1 個 2 分。
既製品で済ませるなら 家具用の駒止め金具(テーブル駒・Z 金具)は最初から伸縮を逃がす設計になっている。家具金物のネット店で 1 個 100 円前後(ホームセンターには置いていないことが多い)。
締め加減 袖壁側の 2 本はしっかり締め、天板側はワッシャーが滑れる程度に軽く。締め切ると長穴の意味がなくなる。
DWG-09

天板固定 詳細図

A=固定点配置 / B=拡大断面 / C=反り矯正フロー
LIST-01

部材表

概算・税込目安
杉一枚板は手持ち材のため金額に含めない。数量は Rev.2 の確定寸法。トップコートと受け材は Rev.3、床固定の全廃・ウェイト・スライダーは Rev.4、天板固定のビス指定と反り対応は Rev.5、反り止めアングルの短縮(L400 → L180)は Rev.6、天板 ↔ 袖壁の L 字隅金具の明確化は Rev.7、反り止めの仕様B(L400 + 天プレート切り欠き)の併記は Rev.8 で更新。反り止めは仕様A と仕様B の二者択一で、下の小計・総額はすべて仕様A 基準Rev.7 は内訳を分けただけで、金額の合計は Rev.6 と同じ(L 金物 12 個・約 2,000 円 → 床用 9 個 約 1,500 円 + 天板用 3 個 約 500 円)。
部材仕様数量概算
杉一枚板2490 × 500 × 50(耳付き・実測確定)1 枚手持ち
2×4 材(腰壁)6F(1820)
プレート 2390×2=3本/スタッド 800×7=1本2本取りで4本/受け材 800×3=1本+端材
8 本約 4,000 円
構造用合板(腰壁)t12 / 910 × 1820
2390×900 の面を両面。1面あたり 1820+570 で 1.32 枚 → 両面 2.64 枚 → 3 枚
3 枚約 6,000 円
ジョリパット20kg・コテ仕上げ用 + 専用シーラー
色:深緑(調色 or JQ-820系の緑グレー)
1 式約 35,000 円
寒冷紗メッシュテープ + 下地パテ合板目地の割れ止め1 式約 2,000 円
LED 一式テープライト 2.5m 2700K + アルミチャンネル + 24V電源 + 調光器1 式約 10,000 円
L アングル
仕様A(標準)
40 × 40 × 5 / L180 × 3 本
ホームセンター切売り。Rev.6:L400 から短縮(腰壁の天プレートを跨ぐと天板が載らないため)。店側の張り出しだけを受け持つ。腰壁の加工は不要 → DWG-05 の A
3 本約 2,000 円
└ L アングル
仕様B(加工あり・選択制)
40 × 40 × 5 / L400 × 3 本 + 天プレート切り欠き
Rev.8:板の全幅(奥行 50〜450)を 3 箇所で拘束したいとき用。腰壁の天プレートに幅 45 × 深さ 42 の貫通切り欠きを 3 箇所(腰壁左端から center 250 / 1295 / 2140)入れる。加工は丸ノコ+ノミで、追加の材料費はなし。仕様A との差額は切売りの長さぶん +約 1,000 円仕様A と二者択一(両方は付けない)→ DWG-05b
3 本約 3,000 円
(仕様A と選択)
金物・ビス類コーススレッド 30 / 50 / 65 / 90 + スリムスレッド 65
Rev.4:ベースへの緊結ぶん(底プレート @300)が増える。アンカーは使わない。
Rev.5スリムスレッド 65(店側列 5 本用・細軸/杉の割れ防止)を追加。客側列 5 本はワッシャー付きコーススレッド 65。金額はこの「ビス類」に含む → DWG-09
1 式約 4,000 円
オスモカラー トップオイル#3058 つや消し 500ml(キッチン天板用グレード)
+ ウエス・研磨材 #80〜#240。Rev.3:2液ウレタンクリア(約 12,000 円)から差し替え
1 式約 6,000 円
小計(板以外・本体) ※ 反り止めは仕様A 基準約 69,000 円
(仕様B なら +1,000 円)
化粧柱・袖壁・店側収納
2×4 材(化粧柱)6F(1820)
1本から L876 × 2本取り。柱3本 → 2本買えば1本予備
2 本約 1,000 円
柱の塗装オイルステイン(ダークウォルナット)2回
仕上げは天板と同じオスモ トップオイルを共用(Rev.3)
1 式約 3,000 円
構造用合板(袖壁)t12 / 910 × 1820
230×876 のピースが1枚から7個取れる。t12二枚重ね×3枚=6個必要 → 1 枚で足りる
1 枚約 2,000 円
パイン集成材(棚板)18 × 200 × 1820
L1130 は1本から1枚取り。2区画 × 2段 = 4枚
4 本約 8,000 円
ステンレス棚柱L900 + 棚受 16 個
袖壁が H876 になるので現場でカットして使う
8 本約 5,000 円
L 金物(床・ベース用)シンプソン A35 相当(袖壁 ↔ 一体ベースの固定)
袖壁 3 枚 × 両面 2 個 = 6 個 + 予備 3 個。Rev.7:天板 ↔ 袖壁用の 3 個をこの行から分離した → DWG-08
9 個約 1,500 円
L 字隅金具(天板 ↔ 袖壁)40 × 40 × t2・ユニクロ or ステンレス
Rev.7 で明確化:ホームセンターの補強金物コーナーの小物(1 個 100〜200 円)。袖壁は側面に留める(木口はビスが効かない)。天板側の穴だけ長穴に自作(Φ4.5 を 2 つ開けて丸ヤスリで繋ぐ)。代替=家具用の駒止め金具(テーブル駒・Z 金具)なら最初から伸縮を逃がす設計 → DWG-08b
3 個約 500 円
小計(化粧柱・袖壁・収納)約 21,000 円
Rev.2 追加分(板の個性への対応)
エポキシ樹脂2液・注型用(クリア or 黒顔料)
干割れの充填。動きが止まっている割れに使う
1 式約 4,000 円
契り木(蝶ちぎり)材ウォルナット等の硬木 t15 端材
進行しそうな割れを止める場合のみ。不要なら省略
1 式約 1,000 円
Rev.2 追加合計約 5,000 円
Rev.3 追加分(納まりの訂正)
構造用合板(一体ベース)t12 / 910 × 1820
Rev.4:D230 → D490 × L2390 に拡大。t12 の二枚重ねで作る。腰壁用・袖壁用の余りと合わせれば 1 枚で足りる(継ぎ接ぎ可。二枚重ねの継ぎ目は上下の層で重ならないようずらし、下層に端材を回す
1 枚約 2,000 円
受け材 30 × 40L876 × 3本(袖壁 ↔ 腰壁)
ベースの上に載るので Rev.3 の L900 から 876 に。中央袖壁の下地補強に 2×4 端材を1本追加(DWG-08 の注記)。納まりは DWG-08b
3 本約 500 円
Rev.3 追加合計約 2,500 円
Rev.4 追加分(床固定なしの置き式へ)
コンクリート平板300 × 300 × 60(約 12kg/枚)
両端区画の最下段に3枚ずつ、立てて並べる着脱ウェイト。計 約 72kg。動かすときは先に下ろす
6 枚約 2,500 円
家具スライダー樹脂系(PTFE/ポリエチレン)
ベース裏に 8〜10 箇所。フェルトは不可(土間では毛が潰れて剥がれる)
1 式約 1,500 円
オールアンカー M8Rev.4 で不要(床固定を全廃)
未開封なら返品可。固定式に戻す場合だけ、ベースの店側の縁ぎわに 3 本使う
0 本
Rev.4 追加合計 → 総額(板以外) ※ 反り止めは仕様A 基準約 4,000 円 → 約 102,000 円
(仕様B なら 約 103,000 円)
Rev.5 追加分(天板固定の詳細・反り対応)── 反りの実測しだいのオプション
スリムスレッド 65細軸コーススレッド(店側列 5 本用)
Rev.5:杉は柔らかいので、太軸だと下穴を空けても縁が割れる。店側列は必ず細軸で。金額は上の「金物・ビス類」に含む
1 箱上に含む
L アングル(追加 1 本)40 × 40 × 5 / L180
反り 5〜12mm のときだけ:湿らせて戻した直後に 3 本 → 4 本へ増設して押さえる(DWG-09 の C 参照)。反りが 5mm 以下なら買わなくてよい。Rev.6:増設分も L180(腰壁を跨がない)。Rev.8:仕様B を選んでいるなら増設分は L400 + 切り欠き 1 箇所追加になる
1 本約 1,000 円
Rev.5 追加合計(反り 5〜12mm のときのみ)約 1,000 円
Rev.6 追加分(客側の反り止め)── 反りの向きしだいのオプション
L アングル(客側・オプション)40 × 40 × 5 / L60
客側方向へのカップ反りが 5mm を超えるときだけ:同じ 3 箇所(center 300 / 1345 / 2190)の客側に足す。奥行 45〜105 に収めること(LED アルミチャンネルが奥行 110〜131 にあるので、これ以上長いものは入らない)。客側に反りが出ていなければ買わなくてよい → DWG-05
3 本約 1,000 円
Rev.6 追加合計(客側カップ反り 5mm 超のときのみ)約 1,000 円
Rev.4 で買い足すのは2点だけ
① コンクリート平板 300 × 300 × 60 6 枚(約 2,500 円)
② 樹脂系の家具スライダー 1 式・8〜10 箇所ぶん(約 1,500 円)
それ以外は Rev.3 までに買った材料でそのまま作れる。ベースの合板も、腰壁・袖壁の余りと地板用の 1 枚で足りる。 オールアンカー M8 は使わないので、未開封なら返品する。
PLAN-01

施工手順(6日+乾燥)

塗装・左官の乾燥待ちを含む
  1. ベース製作 → ベース上に腰壁枠組み → 袖壁建て込み → 合板張り店側の1面は点検口として残す(ビス留めのみ・接着しない)。墨出しは「板の店側の直線縁」を基準に。腰壁 2390・スタッド 800 で刻む。柱の裏の受け材3本(center 195 / 1195 / 2195)も枠組みと同時に入れる。床固定はしない。順序は ①一体ベースを作る(構造用合板 t12 を二枚重ねて D490 × L2390。継ぎ目は上下の層で重ならないようずらす。裏に家具スライダーを 8〜10 箇所貼る)→ ②ベースの上で腰壁を枠組みし、底プレートからコーススレッド 65 @300 でベースへ緊結 → ③腰壁の店側面に受け材 30 × 40 を3本立てる → ④袖壁3枚をベースの上に建て込み、L金物で留める。袖壁 H876・スタッド 800・化粧柱 L876。中央袖壁の受け材だけは、下地の 2×4 を1本足してから留める。アンカー打ちの工程は無し(穴あけ・打ち込み・水平調整がまるごと消える)。
  2. 天板加工耳をワイヤーブラシで掻き出し → 研磨 #80 → #120 → #180 → #240。仕上げに反り止めアングル L180 ×3本を取付(Rev.6・店側の張り出しだけ)。風化面のサンディング+割れ処理。① 端部の灰色(日焼け・シラタ)を #80 で削り、明るい地を出すか味として残すかを決める(残す場合は塗装ノリを端材で試す)。② 干割れは、動きが止まっていればエポキシ充填(黒 or 透明)、進行しそうなら蝶ちぎりで止める。エポキシの硬化待ちがあるので朝いちで着手する。
  3. 天板塗装(オスモ トップオイル)研磨は #240 仕上げまで(オイルは磨きすぎると導管がつぶれて浸透しないので、#320 以上はかけない)。トップオイルを薄く塗り広げてウエスで拭き上げ → 12時間乾燥 → 2回目 → 12時間乾燥。化粧柱の塗装(オイルステイン ダークウォルナット 2回 + トップオイル 1回)。取付前にここで済ませる。2液ウレタン3回塗り・#320 中研ぎは廃止。オスモは「薄く塗って拭き取る」が基本で、厚塗りするとベタつきが残る。オスモは表面 2 回 + 裏面・木口も 1 回塗る。片面だけ塗ると湿気の出入りが偏って反りを呼ぶ。裏面と木口は、反り止めアングルを付ける前(Day2 の最後に板を裏返した状態)で済ませておくと二度手間にならない。設置後もエアコンの直風は当てない(DWG-09 の C 参照)。
  4. 腰壁 下地合板の目地にメッシュテープ + パテ処理 → 全面にシーラー塗布。先に化粧柱を取付(コーススレッド 90 × 3本/本)→ 柱際をマスキング。これを済ませてから下地に入る。
  5. ジョリパット 2回塗りコテ仕上げ。1回目が乾いてから2回目でムラの表情を作る。
  6. 天板据付 → LED取付・配線 → 通電確認据付は長穴固定。店側の列から先に締め、客側は長穴の真ん中で軽く止める。据付前に現物合わせ。くびれ部でも客側の出が 100 以上残っているか、腰壁の墨と板の店側縁が平行かをこの時点で最終確認する。最後にウェイト(コンクリート平板 300 × 300 × 60 ×6枚)を両端区画の最下段に立てて入れ、手前に 30 × 40 の倒れ止めをベースへ留める。ベースの見え掛かり 24mm の焦げ茶塗装は、左官に入る前(Day4 まで)に済ませておく。据付は DWG-09 の ①〜⑦ の順で行う(① 仮置きして墨出し → ② 裏返してアングル 3 本 → ③ 位置決め → ④ クランプで天プレートに引き付ける → ⑤ 店側列 5 本(Φ4 下穴 + スリムスレッド 65)→ ⑥ 客側列 5 本(長穴・締め切らない)→ ⑦ 袖壁天端 L 金物 3 箇所)。④ の前に反り量を測り、DWG-09 の C のフローで処置を決めること(5mm を超えるなら、その日は据付に入らず湿らせて戻す or 削りに出す)。
並行作業の注記 Day2〜3(天板の研磨・塗装)と Day4〜5(腰壁の左官)は入れ替え・並行が可能。 天板の塗装待ち時間に左官を進めれば、実働は4日程度まで詰められる。
Rev.4 でも工期は6日のまま 増えたのはベース製作(合板の張り合わせとスライダー貼り)だけで、半日かからない。 逆にアンカー打ちが丸ごと消えるので、Day1 の実働はむしろ軽くなる。
Rev.2 でも工期は6日のまま 増えたのは Day2 の割れ処理と風化面のサンディングだけ。 エポキシは朝いちで流せばその日のうちに硬化するので、研磨・塗装の流れは変わらない。 板が 3m から 2.49m に縮んだぶん、研磨と塗装の面積はむしろ2割減る。
NOTE-01

注意点

施工前に必読
  • 幅が一定でない(くびれ) この板は台形状に幅が変動する。中央付近がいちばん細く、実測 500 は最大部の値。 だから 店側(キッチン側)の縁を直線の基準にして、腰壁と平行に据える。客側の出は場所によって 100〜150 で変動させる。 腰壁の墨は「最小幅の部分でも客側の出が 100mm 以上残る位置」に現物合わせで出すこと。図面の 150 は最大部の値。
  • 端部の灰色の風化(日焼け・シラタ) 端のほうが灰色に風化している。サンディング #80 で削り落とせば明るい地が出る。 味として残す選択もあり。ただし残す場合は塗装のノリが変わるので、必ず端材か目立たない場所で試し塗りしてから本番に入る。 風化面はオイルを吸い込みやすく、同じ回数塗っても艶が揃わないことがある。
  • 干割れ(ひび)の処理 割れの動きが止まっているかで処理を分ける。
    ① 止まっている → エポキシ樹脂を充填(黒=割れを意匠として見せる/透明=目立たせない)。
    ② 進行しそう → 蝶ちぎり(バタフライ型の契り木)を裏または表から埋めて物理的に止める。ウォルナット等の硬木で、割れに直交させて入れる。
    どちらも研磨と塗装の前(工程 Day2)にやること。塗装後では手が入らない。
  • 板厚 50 は反りやすい t60 より t50 のほうが断面が薄いぶん、反りに対して弱い。 反り止めアングル 3本は省略不可。「短くなったから2本でいい」は成立しない。L180 × 3本(Rev.6 で L400 から短縮)を必ず入れる。 アングル固定ビスは 30mm30 < 50 で貫通しない)。Rev.1 の 35mm は使わない。
  • 反り止めアングルは腰壁を跨がない(Rev.6・ユーザー指摘による修正) Rev.5 までの L400(奥行 50〜450)は、腰壁の天プレート(2×4 平使い・幅 113 = 奥行 150〜268)を跨いでしまう。 天板は天プレートに直接載る設計なので、そこにアングルが挟まれば板が浮いて成立しない。Rev.6 で L180(奥行 270〜450)に短縮し、店側の張り出し部だけに付ける。
    壁ゾーンはビス 2 列が反り止めを兼ねる。幅 113 の天プレートの上に板が面で載り、下からのビス 2 列 × 5 箇所(DWG-09)で締め付けられているので、この範囲はアングルで跨ぐ必要がない。 アングルが受け持つのは張り出し部の反りだけでよい。
    客側(出 150)はオプション。客側方向へのカップ反りが 5mm を超えるときだけ、同じ 3 箇所に L60(奥行 45〜105)を追加する。 LED アルミチャンネルが奥行 110〜131 にあるので、これより長いものは入らない。
  • 現物に反りが出ている(Rev.5・処置は DWG-09 の C のフローで決める) 据付の前に、直定規か端から端に張った糸を渡して最大隙間を測る。長手方向と幅方向の両方、ねじれ(4隅のうち1隅が浮く)も確認する。測ってから処置を決めること。
    〜5mm=処置不要。DWG-09 手順 ④ のクランプ引き付けで矯正しながら固定する(t50 の杉なら 5mm 程度は引ける)。
    5〜12mm=凹面に濡れタオル + ビニール養生を一晩かけて水分で戻し、戻った直後に反り止めアングルを 3 → 4 本に増設して固定する(追加アングル L180 1 本・約 1,000 円)。乾くと戻ろうとするので、戻した板を放置しないこと。
    12mm 超・ねじれ=ビスでの矯正は不可。ルーター+そり台治具か電気カンナで平面を出すか、製材所・木工所へ持ち込んでプレーナー掛け(数千円)。 t50 → 45 まで削っても設計は成立する(天板高が 950 → 945 になるだけで、スタッド 800・化粧柱 L876・袖壁 H876 はそのままでよい)。
    再発防止:オスモは裏面・木口にも塗る(片面塗りは湿気の出入りが偏って、また反る)。設置後はエアコンの直風を当てない
  • 天板固定は「下から上」だけ(Rev.5・詳細は DWG-09) 固定は天プレート経由の 2列 × 5箇所 = 10 本と、袖壁天端の L 金物 3 箇所だけ。両端から 150 内側に取り、以降は約 550 ピッチ。 ビスはすべて下から上に打つので、天板の上面にビス頭は 1 本も出ない。上から打ちたくなっても打たないこと。
    店側列=Φ4 の下穴 + スリムスレッド 65(細軸)。杉は柔らかいので、太軸のコーススレッドだと下穴を空けても縁が割れる。天プレート 38 を貫通して板に 27 効く(27 < 50 で上面へ抜けない)。
    客側列=天プレートに長穴 Φ12 × L20(幅方向)を先に加工してから、ワッシャー付きコーススレッド 65 を長穴の真ん中で軽く止める。締め切らない。 板は店側基準で固定し、幅方向の伸縮(年 4〜7mm)を客側の長穴へ逃がす。
  • トップコートをオスモにした理由(Rev.3) 杉は柔らかいので、何を塗っても凹み傷は付く。問題はそのあと。 塗膜系のウレタンは、凹んだ瞬間に塗膜が割れる。割れ目から水が入って白濁し、こうなると部分補修が効かないので全面を剥がしてやり直しになる。 浸透系のトップオイル(#3058 つや消し)なら、木が凹んでも塗膜が無いので割れようがない。 汚れた・痩せた部分だけウエスで重ね塗りすれば直る。水・アルコール・輪ジミへの耐性も、キッチン天板用として設計されたグレードなので実用上足りる。 「艶をピカッと出したい」ならウレタンだが、営業しながら自分で直せることを優先してオイルにした。
  • 据付前の養生 施工前に室内で平置き・1週間の養生。含水率(=木が抱えている水分の割合)を室内環境になじませてから加工に入る。 いきなり削って据えると、据付後に必ず動く。割れの「動きが止まっているか」もこの期間に見極める。
  • 寸法はすべて確定した(Rev.2) 板の実測が終わったので、実測待ちの数字はもう無い天板 2490 × 500 × t50腰壁天端 FL+900腰壁長 2390店側の出 232。 Rev.4 で変わったのは高さ方向だけ。一体ベース t24 が下に入るので スタッド 824 → 800化粧柱 L900 → L876袖壁 H876(Rev.3 から据え置き)、受け材 L900 → L876天板高 FL+950 と腰壁天端 FL+900 は不変。長さ方向・奥行方向の数字は Rev.2 のまま動いていない。
  • 化粧柱の下地は受け材方式に確定 スタッド割り @455 は変更しない。柱 center 195 / 1195 / 2195 の裏に受け材(2×4 縦・端材可)を3本追加する。 合板だけに留めると人が寄りかかった荷重で必ず緩む。枠組みの段階で受け材を入れ忘れないこと。
  • ジョリパットを選んだ理由 漆喰は柔らかく、擦れると粉を引く。足やバッグが当たり続けるカウンター腰壁には向かない。 ジョリパット(アクリル系の外装用仕上塗材)は硬く、耐擦過性・防汚性が高い。 コテムラ仕上げにすれば、写真映えする質感も出る。
  • 袖壁は収納であると同時に構造 島型(端部が建物壁に付かない)なので、奥行方向の転倒を受けているのは袖壁3枚と一体ベース。 Rev.4 は床に留めていないぶん、この2つが効きのすべて。「収納が要らないから袖壁を抜く」はできない。
  • 一体ベースを先に作る(Rev.4) 腰壁も袖壁も、床ではなく一体ベース t24(構造用合板 t12 の二枚重ね・D490 × L2390)の上に載せてビスで留める。床へのアンカー・ビスは1本も打たない。 二枚重ねの継ぎ目は、上下の層で重ならないようにずらすこと(下層に端材を回してよい。継ぎ接ぎで問題ない)。 腰壁は底プレートからコーススレッド 65 を @300 でベースへ。袖壁は Rev.3 と同じ L金物をベース上面に効かせる。 客側は左官仕上げ面から 140 前に出す(天板の客側の出 150 の 10mm 内側 = 天板の下に隠れる)。店側は天板の店側の縁に揃える(490 = 140 + 118 + 232)。 見え掛かりになる客側の 24mm の縁は、化粧柱と同じ焦げ茶で塗る(オイルステイン+オスモを共用)。 ベース t24 のぶん、スタッドは 800、化粧柱は L876、袖壁は H876 で刻む天板高 FL+950 は変わらない
  • 置き式の限界(Rev.4・正直に書く) 床に留めていないので、床固定式(Rev.3)と同等の耐転倒性はない。 ウェイト込みなら通常の利用――肘をつく、軽く寄りかかる、物を置く――は問題ない。 ただし 天板に座る・全体重で倒れ込む・子どもがよじ登る、は NG。イベントで人が密集する日は、客側に背を預けさせない配置にする。 固定式に戻したくなったら、ベースの店側の縁ぎわにオールアンカー M8 を3本打てば Rev.3 相当に戻せる。構造は互換で、ベースが地板を兼ねている。
  • ウェイトとスライダー(Rev.4) 両端区画の最下段にコンクリート平板 300 × 300 × 60(約 12kg)を3枚ずつ、計6枚 = 約 72kg。本体 約90kg と合わせて 約160kg になる。 区画の奥行は 232 なので、300角の平板は平置きでは入らない。厚 60 を奥行方向にして立てて並べ、受け材側にもたせかけ、手前に 30 × 40 の端材を倒れ止めとしてベースに留めること。重心は FL+150 前後で十分低い。 ベース裏には樹脂系(PTFE/ポリエチレン)の家具スライダーを 8〜10 箇所。フェルトは不可(土間では毛が潰れて剥がれる)。 動かすときは平板を先に下ろして軽くしてから、2人でスライドさせる。土間の平滑な範囲だけ。段差を越えるときは持ち上げる。LED のコンセントを抜くのを忘れないこと。
  • 袖壁は「受け材」で腰壁に留める(Rev.3 訂正) Rev.2 の「腰壁にコーススレッド 65 直ビス」は取り消し。袖壁の合板小口に効かせるのは無理がある。 正しくは、腰壁の店側面に受け材 30 × 40 × L876(Rev.4 でベース上載せになったので L900 から短縮)を縦に固定し(① コーススレッド 65 @200・スタッド狙い)、 その受け材に袖壁を横から抱かせる(② コーススレッド 50 @200・袖壁の面から打つ)。化粧柱の受け材(DWG-07)と同じ考え方で、水平断面は DWG-08b。 受け先は 左端=端部スタッド 芯19右端=端部スタッド 芯2371 でそのまま効くが、 中央(center 1195)だけは、化粧柱の受け材の隣に 2×4 をもう1本抱かせて受け幅を 38 → 76 に広げる。 枠組み(DWG-04)の段階で入れておくこと。
  • スツールは 3脚 @800 のまま 天板が 2490 になっても、800 × 3 = 2400 で収まる。座り位置は天板左端から 415 / 1245 / 2075。 中央の1脚は中央袖壁(天板左端から 1245)の真正面になるが、袖壁は店側なので客の膝には当たらない。
DWG-01〜09(08b 含む)/ LIST-01 / PLAN-01 / NOTE-01 杉一枚板バーカウンター 施工図 2026-08-25 Rev.6 ― 反り止めアングルの天プレート干渉を解消 / 着工可